都市間バス路線、観光ツアー、タクシー、レンタカーサービスなど、日本そしてアジア全域で革新的な旅行・交通ソリューションを提供するWILLERは、自社サイトのトランザクションを活かして事業の収益性を高めるために、予約確認ページの収益化を可能にするソリューションであるRokt Ecommerceを導入しました。
今回は、WILLER MARKETING株式会社 プロダクトマーケティンググループ マネージャー 藤光昭洋 氏に、Rokt導入の背景や、導入後の成果、お客様からの反応などについてインタビューをさせていただきました。
ーまずは自己紹介をお願いします。
WILLER MARKETINGの藤光昭洋と申します。私はWILLER TRAVELのサイト管理・マーケティング・CS・DX推進を担当しております。
ーWILLER様のEC戦略について教えていただけますでしょうか。
従来画一的な料金帯で提供されていたバスサービスを、より柔軟な価格帯で提供できるよう、WILLERでは「高速ツアーバス」という事業体で業界に参入した経緯があります。
より多くのお客様にご利用いただくためには、わざわざバス会社や旅行会社の窓口に出向かなくても、オンラインで予約から決済までを完結できることが非常に大事だと思っております。
このオンラインでのチケット販売というものが、ビジネスの根幹であり、ご利用いただきやすいように様々な取り組みを行っております。
ーなぜRoktの導入を決めたのでしょうか。
ECサイトをマネタイズして収益を拡大する、ここがWILLERにとって非常に親和性が高かったので、非常にスムーズに導入につながりました。
Roktを通じて収益を獲得し、その収益を本業のサービスに還元できるのであれば、最終的にお客様にとって価値のあることだと考えております。
ーWILLER様のデータ活用のビジョンをお聞かせください。
顧客起点のマーケティング、そして収益の創出を進める上で、自社のサービスの質を高めると同時に、ご利用いただいたお客様のデータを分析・活用することを非常に重視しております。
その点を理解していただいたことも、Roktのソリューションを抵抗なく受け入れられた背景となります。

ー導入以来のパフォーマンスについてどのように評価されていますか。
導入もスムーズに行うことができまして、収益面についても現時点で満足のいく実績を残しています。
またお客様からのクレームについても特になく、顧客体験への影響は全く問題ないと考えております。
最初は、高速バスの予約完了画面だけでの導入だったのですが、効果を実感しまして、Roktでの広告の表示面の拡大準備に入っている状態です。
ー今後Roktの導入を検討している事業者にメッセージをお願いします。
運用にあたって社内のリソースをほとんど必要としない、非常に手離れが良く十分に収益性をもたらしてくれる、コストパフォーマンスに優れたソリューションだと考えております。
Roktのネットワークが拡大すると、配信されるキャンペーンが増え、そして結果としてeCPMが増加する。するとエコシステム全体でプラスのサイクルが回り始めるので、パートナーが増えることは、我々にとっても皆さんにとってもWin-Winの関係になれるのではないかと感じています。
ぜひ前向きに導入を考えていただければいいのではないかなと思っております。
藤光様、ありがとうございました!
